機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

アニメ

私が好きなガンダムシリーズ作品の1つ、
鉄血のオルフェンズを改めて視聴しました。

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興味がある方は、初回30日間無料なので、ぜひ会員登録してみてください。

このガンダムは本当に大好きなので、
自己解釈も含めたストーリーや面白いところをまとめてみました。

ストーリーと主人公について

主な舞台は火星

宇宙でも政府の目が届かず無法地帯と化している火星が舞台。
自分たちの居場所を守るために、命を懸けて戦う少年兵。
少年兵は、物語が進むと、組織化し、大人と協力して世界を変革します。

主人公は2人

組織のリーダー(オルガ・イツカ)は、
仲間の居場所を作るためにの未来を夢見て、指揮を執る。

戦うことしか知らない少年(三日月・オーガス)は、
指揮を執る者に、付き従い、盲信し、同じ夢を見る。
三日月はバルバトス(ガンダム)のパイロット。

物語はこの二人の主人公を軸に大きく展開してゆく。

鉄華団について

組織の名前は、鉄華団。
オルガ・イツカが「決して散らない鉄の華=消えない命」として名付けました。
組織に所属する多くは「宇宙ネズミ」と「ヒューマンデブリ」と呼ばれてきた少年達。
世界から、社会から、大人から揶揄され、爪弾きされてきた生きる少年が多くを占めている。

宇宙ネズミとは?

親兄弟、血縁関係のいない孤児。その中でもモビルスーツやモビルワーカーという機械を感覚的に操作するための阿頼耶識という手術を受けた子供のことです。阿頼耶識の手術は子供しか受けられず、背中にネズミのような尻尾が生えているようなことからネズミと言われ、忌み嫌われている。
阿頼耶識の手術は、脊髄にナノマシンを注入する手術で、多くが失敗すると言われています。手術に失敗した子供は、身体が動かなくなるなどの障害が残る生きることも困難となります。

ヒューマンデブリとは?

ヒューマンデブリは、孤児の中でも売り買いされている者の蔑称です。スペースデブリという言葉がありますが、宇宙のゴミをもじった人以下の存在として揶揄され、ヒューマンデブリという言われ方をしているようです。多くの者は宇宙ネズミと同様に阿頼耶識手術を受けており、戦闘に参加させるなど死ぬまで奴隷として生きることを強いられてきている子供です。

魅力的な人間模様とガンダム

時には反発し、組織から抜ける少年がいる。
組織のごく僅かな大人は、無暗に理解を示さず、寄り添い見守る。
少年兵の多くは戦う以外の知識が欠けている。戦う以外での生き方を知らない。
中にはヒューマンデブリという奴隷として扱われてきた少年がいる。
戦いの中で、たくさんの仲間が死ぬ。仲間が死ぬと、弔い合戦が始まる。
たくさんの人を殺し、そして殺される。引き返せないところまできてしまった。

葛藤の連続。
責任、義理、人情、筋を通す。
リーダーに命を預ける者。
死ぬまで戦う者。生きるために離脱する者。死ぬまで見守る者。
心動かされる人は多いのではないだろうか。

主人公のひたむきな姿と加えてガンダムの圧倒的な戦闘力。

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